松本と好きなこと

久江さんが喜んだ安曇野のカフェ「ガルニ」「桜の咲く頃に」「七ヶ月」

安曇野のカフェ 久江さん

安曇野のカフェご紹介

松本滞在中、結構な確率で足を運ぶのが松本駅近郊や安曇野のカフェ。

貪欲に調べて新スポットを見つけては松本を好きになっていく私たちですが、松本在住の久江さんはそうではありません。特に義父が亡くなって以来、松本市街を積極的に巡ることは少ないそう。「こんな場所があったんだ!」という出会いを一緒に楽しんで欲しいなと思って連れ出しています。

誘うと「いいわよぉ〜疲れるし」と一度は断られるのがお決まりですが、行ったら行ったで結構楽しんでくれているんじゃないか、と、信じています。

義母をつかまえて何言ってるんだいう感じですが、少女みたいないい顔してくれるでしょ。

ということで、2020年9月から11月にかけて出かけたカフェを、「リアクションから読み取れ!久江さんの満足度ランキング(推測)」で紹介します。

※いずれも駐車場あり。お店情報は割愛しますので、気になったら調べてみてください。

第3位 ティータイム ガルニ

“ザ・森の中のカフェ”というお店。穂高エリアで「こんな別荘地があったんだー!」と走っている最中に見つけました。

緑を眺められるテラス席って最高。快適に過ごせる期間は短いけど、こういう席を用意してくれているお店はただそれだけで好きです。テラス席はペットOKだそう。

店内はいくつかのカウンター席と、大きな一枚板のテーブルがありました。

お客さんでいっぱいになったら少し窮屈そうだけど、この日はちょうどいい人口密度。

ご覧の通り照明は暗め。テラス席の緑と光を眺めて、頭を空っぽにできます。光が静かなカフェって、そう多くないのでありがたいよね。

訪れたのが午後だったのでお食事系メニューの提供がなかったのが残念。

ほとんど写真が撮れていないのですが、私が食べたこのベリーのチーズタルト(ケーキ各種350円〜)はとてもおいしかったです。火が通ってとろりとした果肉としっとりとした生地が混ざり合うこの感じ、手作りならでは。ちなみに食器もどれも素敵でした。

久江さんも別のケーキを頼んで「おいしいおいしい」と私よりだいぶ早く平らげていました。

第2位 桜の咲く頃に

「安曇野 カフェ」で検索して出た「たこ焼きカフェ」。たこ焼きときたらこりゃたまらん!というわけではないのですが、魅力的な店構え、詩的な店名、なぜ安曇野でたこ焼き、という絶妙な違和感三拍子に釣られました。

これはどう見ても……そば屋……!

このあふれ出る手作り感、そして圧倒的な懐かしのそば屋感。こういうの大好物です。

入ってすぐにレジ兼注文カウンターがあります。名物のたこ焼き(各500円)のラインナップが魅力的。甘味はなさそう。おでんの鍋もそばにありました。冬季限定かもしれません。

実はおなかが空いていなかった私たち。1分30秒ほど決裁者を押し付けあった挙句、私の独断で「すっぴん」を注文。

店内は、広々とした小上がりのお座敷。他にお客さんがおらず貸切状態でした。これはテンション上がるよね。そしてやっぱりそば屋だったんだね。

私はほうじ茶(450円)も注文。コーヒーからアルコールまで色々あります。ゲストハウスもあるそうなので、宿泊ついでにここで飲み食いするのはとても楽しそうだな。

あごだしをつけて食べるすっぴんたこ焼きは、ふわとろでうまい。「すごい」「おいしい」「だしがきいてる」「食べないと」と騒いでいたら、ついさっきまで「お腹いっぱいだからいいわよ〜」と言っていた久江さんの箸が伸びました。

「あらほんと、おいしいね、これ」「やだもう、さっき食べたばっかりなのに!」と楽しそうでした。

最後まで期待を裏切らないそば屋感。間違える人はいないのだろうか。

第1位 cafe&zakka 七ヶ月

第3位のティータイム ガルニの次にはしごカフェをした「七ヶ月」。先ほどとは打って変わって可愛らしい佇まい。若い女性が多く、店内には雑貨も販売されています。

お食事メニューもありましたが、私はシフォンケーキ(450円)、久江さんはとろりんプリン(450円)を注文。20分前にケーキを食べたばかりなのに。女の別腹って強いですね。

季節によって変わるシフォンケーキ。この日はぶどうで、これがすーごくおいしかった! シフォン生地も、密度と卵の味わいがしっかり目で好き。

久江さんは「とろりんプリン」の名の通りのとろける食感が大変お気に召したようで、

「あらっ、これ、すごいね」

ひとくち食べるごとに「あーおいしい」ともらしながら、静かに勢いよく食べ終えました。さっきのケーキはどこに行ったの。

私のシフォンケーキもつまみ食い。

はい、出ました!

久江さんはお気に入りに出会うと、お店や商品をメモする習慣があるのです。これが出るときは結構なお気に入りなので、手土産や連れて行ったお店で出てくると「よっしゃ」という気持ちになります。

ということで、安曇野のカフェを3つご紹介しました。このあたりはカフェが多いので、どんどん開拓していきたいですね。

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